ヤシガニ剥製②

最終更新: 2022年9月26日

以前に作ったヤシガニの剥製。

その仕上がりが個人的に満足のいく出来映えだったので、調子に乗って2匹目の制作に挑戦してみることにしました(笑)

この個体も沖縄の市場から冷凍したものを送っていただきました。

これまた模様が複雑で塗装が難しそうです💦

前回の制作でヤシガニがどれほど大変か痛感したはずだったのですが、懲りずにまた手を出してしまいました(笑)

今回も茨の道を進むことになりそうです^^;

ちなみに前回の制作の様子はこちら↓

https://rickypowerstone.wixsite.com/gyodobu/single-post/%E3%83%A4%E3%82%B7%E3%82%AC%E3%83%8B%E5%89%A5%E8%A3%BD

それでは覚悟を決めて制作に臨みます。

まずはボイル。

毎度のことながら赤く変色してしまいます。

これを元の色彩に塗装し直すわけですから、大変なのは目に見えてますよね^^;

完成までの道のりは果てしなく長いです💦

中身を取り除きます。

(今回も3時間かかりました💦)

ポーズを整えて乾燥させます。

これからが大変な塗装作業です💦

時間がかかることは前回の制作で体験済みなので、焦らず一歩ずつ確実に塗り進めていくことにします。

まずは水色ベースの色で脚やハサミを塗っていきます。

前回同様この作業だけで4時間かかりますね💦

一日目はここで終了です。

「こうして夕となり、朝となった。一日目である。」


 


 

塗装2日目。

紫をベースにした色を甲羅や脚の表側に塗っていきます。

この作業にもやはり4,5時間かかります💦

「こうして夕となり、朝となった。二日目である。」

塗装3日目は腹部のブツブツの塗装です。

これだけの塗装ですがかなり気力を奪われるので、今日の作業はここで終了します。


 
「こうして夕となり、朝となった。三日目である。」


 

塗装4日目。

いよいよ模様の塗装に入ります。

気の遠くなる作業ですが、一つずつ塗っていけばいつかは終わりを迎えます。

前回同様「止まない雨はない」、「明けない夜はない」と自分に言い聞かせながらひたすら塗っていきました。

ふぅ・・・。

なんとか脚の部分だけ塗り終えることができました。
 

 
この作業だけで2,3時間かかったでしょうか。

今回もかなり気力を奪われました。

疲れたので続きはまた後日。

「こうして夕となり、朝となった。四日目である。」

塗装5日目。

甲羅や腹部の模様を塗っていきます。

絵の具での塗装は今日で終わらせたいものです。

まずは甲羅の塗装。

続いて腹部も。

仕上げに眼玉を塗って

絵の具での塗装は終了です!
 

予想通り今回もかなり時間が(塗装だけで15時間くらい💦)かかりましたが、なんとか塗り終えることができました。
 

 

 

残りの工程はあと2つ。
 
失敗しないことを祈ります。
 

 

 

 

 

絵の具を充分に乾燥させたら、剥製の強度を上げるためにウレタンでコーティングします。

最後につや消し塗装を施して完成です!
 

 

 

 
長い道のりでしたが、無事に完成してホッとしています。
 
個人的には前回よりも少し上達したのではないかと感じています。
 
まだまだ素人ですがこの調子で少しずつでも技術を向上させていけたらと思いますので、今後ともよろしくお願いいたしますm(_ _)m

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