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兵どもが夢の跡 ~鷲尾山城~

鷲尾山城(広島県尾道市)攻めに挑戦です。

以前から存在は知っていたのですが、攻城は初めてです。

写真中央にそびえ立っているのが鷲尾山です。

た・・・高い!

320mあるそうです。

(でも東京スカイツリーの半分程度なんですよね・・・。スカイツリーどんだけ高いんだ!?)

入口は知らなかったのですが山麓沿いに走っていると惣門跡という看板があったので、そこから山側に入ってみました。

突き当りには城照庵という建物があり、鷲尾山城址の看板がありました。

この道で正解だったようですね。

たくさん郭があるみたいですね。

なんと、馬場まであるのか!

山上に馬を走らせることのできる敷地を作るとは・・・。

これは面白そうです。

ここから看板に従い細い悪路を進むと駐車場に着きます。

そこから登山道を登っていきます。

最初は階段が設けられていたのですが・・・、

そのうち階段がなくなり・・・、

岩場が目立つようになってきて・・・、

!!!!!

もう道じゃないじゃん!

うそだ!

こんなの道じゃない!

ロープ張ってあるし・・・。

もう道じゃないって!

当時の人もここを登ってたのか~?

まあ簡単に登れたら城としての役目を果たせないか・・・。

周辺はこんな感じです。

自然の岩盤を利用したのか?

石を積み上げたのか?

ここを上がると郭が姿を表します。

最初に到達するのは、

六ノ段跡

ここから南側に向かって階段状に高くなっていきます。

振り返って北側を見るとこんな感じ。

北側の端には、

石垣跡や(低っ!)

切堀跡があります。

登山道を進むと・・・、

小さな郭が続いていきます。

右側の登山道だと思っていた部分は、実は帯曲輪という立派な防御施設だったんですね。

幅を狭くして、敵が一度に多くの兵を移動させることができないようにしていたようです。

五ノ段跡

あまり広くないです。

四ノ段跡

ここもそんなに広くありません。

外側を土塁で固めてあります。

三ノ段跡

ここから上の郭は石垣で固めていたようです。

手前の敷地が三ノ段 、階段状になった真ん中の敷地が二ノ段です。

二ノ段跡

左側の敷地が二ノ段。

石垣の上には小さな郭があります。

その郭には柱穴の立て札があるのですが、穴は確認できず。

もしかして、この木が柱?(笑)

こんな状態でよく立ってるな~。ここまでくれば天然記念物です!

井戸跡

何で通路の真ん中に井戸掘るの!

・・・と思ったのですが、これは通路じゃなくて(帯)曲輪でしたね^^;

本丸下の郭まで来ました。

さすが本丸を守るだけあって、石垣の規模も最大級です。

虎ノ口(虎口)

狭い急斜面です。

当時本丸へ行くにはこの道しかなかったのでしょうか?

守りには適していますが、平時でもここを登ったり降りたりするしかなかったとしたら大変だったでしょうね。

本丸側から下を覗くと、やっぱり急斜面です。

(今は本丸へは迂回して登れるようになっています)

本丸跡

今までの郭が狭かっただけに、かなりの開放感です。

本丸の南側にも郭が連なっています。

ここからは南側に向かって下っていきます。

一ノ段跡

本丸を見た後なので狭く感じます。

ニノ段跡

・・・荒れてますね。

三ノ段跡

四ノ段跡

この先は崖になっています。

頑張れば降りれそうですが、日も傾いてきたのでここでTIME UP!

是非に及ばず・・・。

馬場を攻め落とせなかったのは心残りですが、今日のところは引き揚げます。

帰り道に撮った一枚。

木々の間から垣間見える岩肌が険しさを物語っています。

しかし次こそは馬場まで辿り着くぞ!

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