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兵どもが夢の跡 ~小倉山城~

吉川元春館跡を訪れたら吉川氏城館跡も巡ってみたくなり、吉川氏が本拠としていた小倉山城(広島県山県郡北広島町)に行ってみました。






15世紀頃に築かれ、1546年に吉川興経によって日山城(ひのやまじょう)に移されるまで100年以上にわたり吉川氏の本拠城とされた山城です。






駐車場にある看板。

北側に施設が集中しているようですね。

北回り散策コースで巡ってみることにします。






ここが入口のようです。

では早速攻城開始!







二の丸

少し進むとすぐに二の丸に到着します。






御座所跡

二の丸の下にはかなり広大な郭があります。

井戸もあることから、ここが居住空間として使われていたのでしょうか。






土塁

形状をよくとどめており、しっかり管理されていることが覗えます。






三の丸

土塁の奥へ進んで行くと三の丸があります。






南側郭

本丸の下(南側)に位置する郭です。

この郭には礎石の跡が見られるので建物が建っていたことが覗えます。

城の中でも重要な役目を持った場所であったと考えられています。







東側郭

こちらも本丸の下(東側)にある郭です。

本丸を囲むように郭が配置されています。






本丸

ここにも建物の跡と思われる遺構が。

城内の最も高い場所にあることから、見張所として使われていたのかもしれません。






登城路

現在は草木で覆われていますが、当時はこの道が使われていたのでしょう。

本丸や三の丸へつながっているそうです。






北回り散策コースを一周して入口に戻ってきました。


全体的によく整備されていて、とても見学しやすかったです。

大規模な城ではありませんでしたが、短時間で見て回ることができ山全体が城塞化されている様子もよくわかるので散策するにはちょうど良い感じです。


建物の遺構も見られたので、どのような建物が建っていたのかも復元していただきたいですね。

今後の発掘調査に期待します。

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