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兵どもが夢の跡 ~米子城~

海とくらしの史料館の帰りに、米子城址(鳥取県米子市)に寄ってみました。

看板を見ると山頂まで15分とのことなので、短時間で回れそうですね (o^-’)b

駐車場も無料なので有り難いです^^

とりあえず枡形門方面から攻城開始します。

①枡形

上から見ると枡形の形がよくわかります。

②旧小家長屋門(おはらけながやもん)

別の場所にあったものをここに移築したそうです。

市内に現存する唯一の武家建築ということなので、とても貴重ですね。

③御殿御用井戸跡

現在はつぶれているようです。

④二の丸跡

現在はテニスコートになっています。

⑤裏御門跡

二の丸の裏門。

この櫓の二階には、時刻や非常召集を告げるための大太鼓が置かれていたそうです。

麓の部分は攻略したようなので、山頂目指して登っていきます。

コンクリートで舗装されていて歩きやすいですw

ここを登ると少し開けた場所になっていて・・・、

⑥登り石垣

を見ることができます。

朝鮮出兵の時に秀吉軍が朝鮮半島南岸に築いた倭城に多く用いられた構造物らしく、城域の遮断線や、山上と山麓の一体化、港湾防御などの目的があるそうです。

ここからまず内膳丸攻略に向かいます。

ここを登れば内膳丸。

階段には石を切り出した跡のようなものが見られます。

登ってみると・・・、

⑦内膳丸

さらに上の段があるみたいですね。

上の段です。

2つ合わせて内膳丸なのでしょうか?

画像では伝わりにくいですが、どちらの郭も結構広いです。

道を引き返して、今度は本丸を目指します。

木々の生い茂った道を登って行くと・・・、

だんだん明るくなってきました。

ここを登ると・・・、

今までになかった規模の巨大な石垣群が姿を現します!

木々に覆われた登山道から抜け出した開放感で余計と大きく見えるのでしょうか?

⑧番所跡より撮影

左が四重櫓跡、右が天守跡です。

で・・・、でかい!

この上に建物が建っていた当時は、かなり大きく見えたでしょうね。

それにしても暑い!

日差しを遮るものがなくなってきたので、かなりキツいです!

そんな中でもお食事中のちょうちょさんw

元気ですね~^^

気を取り直して天守に登ります^^;

ここを登ると天守かと思いきや・・・、

⑨鉄門(くろがねもん)

があります。

名前の通り鉄張りの門で固められていたのでしょう。

天守の入口だけあって、守りは厳重ですね。

ここを登ると・・・、

⑩天守跡

おぉ・・・、素晴らしい。

何もありませんが、敷地面積がかなり広いので、まるで広大な草原のようです!

花が密集して咲いている箇所もあり、空中庭園といったところでしょうかw

⑪四重櫓(しじゅうやぐら)

おそらくこの櫓だけでも天守並みの規模です!

恐るべし米子城!

画像では規模の大きさが伝わらないのが残念です。

復元された姿を見てみたいものです。

そして眺めもなかなかです。

米子の町並みや、

中海が一望できます。

それにしても暑い!!!

日差しを遮るものが全くなくなったので、直射日光が直に当たります!

死ぬ~!(>_<)

(※夏場の城攻めはやめましょう・・・)

そんな中でも元気にお食事中のちょうちょさんw (これが本日のベストショットですw)

この暑い中よく生きてますよね~^^;

最上部を攻略したので、今度は下りながら反対側を攻略です。

⑫水手御門(みずのてごもん)

出山附近に設けられていた船小屋に通じる道があったそうです。

⑬ 遠見櫓(とおみやぐら)

着見櫓とも呼ばれるそうです。

ここに二重櫓が建てられていたみたいです。

敷地もそこそこ広いので、櫓の規模も大きかったのでしょうね。

これで本丸は攻略できたみたいなので、麓まで下ります。

⑭鈴門(すんずもん)

枡形門とは反対側の麓です。

⑮城山の池

小さな池ですが、魚が泳いでいますw

⑯出山

石垣の跡のようなものが見られます。

登ってみると・・・、

上下二段の郭らしきものがあります。

上の段の郭です。

木々が茂っていて見通しは悪いですが、向こう側には中海が広がっています。

整備されていた当時は見張り台の役目も果たしていたのでしょうね。

これで主だった場所は攻略できました! (o^-’)b

今回攻略した箇所は下の図の通り

山頂まで15分とのことでしたが、ガッツリ1時間費やしてしまいましたww

時刻はすでに17時・・・。

これから5時間かけて帰ります^^;

帰路の途中、足立美術館の脇に車を停めて最後の一枚。

遠くに見えるのは月山富田城でしょうか?

以前攻略した時(10年以上前w)はあんなに整備されてませんでした。

整備された城跡も見てみたいものですね。

今度は夏じゃないときに来よう^^;

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