東城三本桜!
4月中旬、桜(ソメイヨシノ)のピークが終わりを迎える頃、県北で見頃を迎える桜があります。
中でも有名なのが、庄原市東城町にある「東城三本桜」と呼ばれる巨大な一本桜たちです。
そんな一本桜の魅力に惹かれて、少し遅めの花見に行ってみました。
(片道3時間のドライブです^^;)
まず1本目は、
森湯谷のエドヒガン
うひゃ~、でかい~!!
名前の通り、エドヒガンという品種の桜だそうです。
樹齢は約300年ということですが、衰えている様子はなく、勢いよく咲き誇っています。
高さ約25m、幹周り約5mと全てが桁外れの大きさで、これ1本でかなりの迫力です!
いや~、いいもん見れたわ~^^
ごちそうさまでした。
・・・って、まだ1本目じゃん!ww
続きまして2本目いきましょう。
小奴可の要害桜
こ・・・、これはまた見事な!!
樹高は約17mと森湯谷のより低いようですが、推定樹齢は500年以上とのことで、枝も大きく広がり、風格が感じられます。
水面に映った桜が見れるようにと粋な計らいもしてあります。
この桜も品種はエドヒガンだそうです。
ソメイヨシノと比べると花びらは小さいように感じます。
(※あくまでも個人の感想ですw)
人の身長より遥かに高い所に咲いているので、携帯電話のカメラでは花の詳細な写真など撮影できるはずもなく・・・。遠巻きに眺めるだけです^^;
こんな時にはデジタル一眼が欲しいな~と思ってしまいますねw
それに比べてソメイヨシノは樹高が低いので、簡単に接写できます^^
ってか、まだソメイヨシノが咲いてるの!?
ちょっと得した気分ですw
ちなみにエドヒガンはソメイヨシノの片親らしいですよ。
そして最後は、
千鳥別尺のヤマザクラ
おぉぉぉ・・・。
凄すぎて言葉が出てこない^^;
存在感、美しさ共に別格と言ってもいいでしょう。
「天を衝く」とはこういうことを言うのでしょうか。
息を呑むほどの迫力です!
樹高は約27mとのことで、県内第一の巨木というのも納得ですね。
遠くから見ても明らかに分かるほどのこの大きさ!
樹齢約400年とのことですが、非常にエネルギッシュです!
名前から分かるように樹種はヤマザクラとのことです。
ヤマザクラは花と葉が同時に出ると聞いたことがあるのですが、この樹は葉が出ている様子はなく花だけなのでとても綺麗です!
ここでも粋な計らいが^^
しかし風が吹き、なかなか水面が鏡のようになりません。
多くのカメラマンが風が止む一瞬のシャッターチャンスを待っていました。
みんな考えることは同じなんですねw
そんな中一人携帯電話で撮影^^;
やっぱりデジタル一眼欲しいな~。
(・・・と思いながら買わないんだろうけどねww)
以上、東城三本桜でした。
いや~、実に見事でしたね~。
ソメイヨシノの桜並木も良いですが、一本桜には一本桜ならではの魅力がありますね。
ちなみに車を走らせていると、山の中、民家の脇、道路沿いなど、まだあちこちに桜が咲いていました。
さすがに三本桜ほどの巨木ではありませんが、彩りを添えていて綺麗でした。
天気にも恵まれ、色んな種類の桜が見れて、良いお花見になりました^^
(頑張って来て良かった~w)
こうして毎年美しい桜が見られるのも、地元の方々が日々管理してくださっているからでしょう。
感謝を忘れないようにしたいですね。