ザリガニ剥製⑧
前回に引き続き、今回もザリガニの制作です。
まずはボイルし、
中身を取り除きます。
ポーズを整えて乾燥させます。
今回の個体は脚が欠損しており、
体の側面には穴が空いています。
生前戦ったときにできた傷かもしれません。
剥製に仕上げる際にこれらの傷は修復することもできるのですが、この傷跡は自然界をたくましく生き抜いてきた証なので、あえて残したまま完成させるという方法もあります。
どちらにしようか迷ってTwitterでアンケートを行った結果、傷跡を残したまま完成させるという選択肢に多くの方が賛同くださったので、今回は修復せずに仕上げようと思います。
方針が決まったところでポーズを再調整。
傷ついてもなお闘志あふれる姿を再現すべく、威嚇ポーズに変更してみました。
こっちの方が生き生きして見えますね。
絵の具で塗装していきます。
大変ですがハサミのブツブツも一つずつ塗っています💦
塗装終了。
コーティングして完成です。
塗装したことで傷跡も生々しく表現できたのではないかと思います。
今回は販売用に制作したものなので、今後イベント出展の機会があれば連れて行くつもりです。
体に傷を負いながらも自然界をたくましく生き抜いてきた猛者の姿をご覧いただけたらと思います。
一日も早いコロナの収束とイベントで皆さんにお会いできる日を心待ちにしています。
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